向き合う

先日、中学生と男声合唱の練習をしてきました。
昨年秋から時々お邪魔するようになって
だんだん顔を憶えてきたので
たまに学校のそばを車で通りかかる時も
知った顔をつい探してしまいます。


練習後、ひとりの男子としばらく練習しました。
変声後の成長過程の声をどう扱えばよいのか
まだ知らないことが多いので探りながらでしたが
ほんのちょっとした発見があって
その後のうれしそうな表情を見たら
僕も何ともいえない気持ちになりました。


昨年は「まず結果」を求められる機会が多かったので
なんとなく見失ってしまっていたことに気づかされました。
もちろん専門家として、結果を求められるのは当然ですが
そこまでの道のりを本当に喜びをもって
一緒に音楽する仲間とともに進んでいきたい。


今回の南沢の「フォーレ」は
たくさんの新しい方がいらして下さいました。
明日からは土曜の練習も始めます。
今年は一人ひとりとしっかり向き合っていきたいと思っています。
そのためにはまず名前を憶えなくちゃ…と
毎日名簿をながめては顔と声を思い出しています。
できたら皆さん名札をつけてくださいね(笑)