オルガン

午前コーロルーチェの練習が、
練馬のカトリック教会であった。
教会で練習すると、発声の余計な力がぬけて
響きがとてもよくなる。
神にゆだねるように建物が作られているからなのか。


いつも弾きながらの指導だが、
教会でオルガンを弾くのはまた特別な気持ちになる。
ついつい、いろんな曲を弾きまくって申し訳ない…


夜はブルックナーのミサ曲の練習。
彼はリンツのザンクト・フローリアン修道院の少年合唱団員で
後にそこのオルガニストをつとめていて、
曲の中にもどことなくオルガンの荘厳な響きが継続しているように感じる。


『その教会のオルガンの響きはとても優しく
木霊のようなものが響き…』と
ある本でアバドが言っていた。
どんなものなのか僕も聴いてみたいものだ(弾いてみたい!笑)